好きだけじゃダメ?!
ソフトクリームは『超』を付けたくなるほど、クリーミーでおいしい。
美味しいのだけど、トイレに5分、ソフトクリームを買うのに並んだ時間10分、5分で食べきるはずもなく、勿体なくて捨てるなんて出来なくて仕方なくバスまで歩く途中も食べて歩いた
バスの前に着いたら伊藤さんが『遅い!』と言いたそうな顔で私を待っていた
やはり誰もバスから降りなかったらしい
「すいません、遅くなって
食べものって持ち込んでも良いですか?」
ソフトクリームを見せたら困った顔で
「ダメです。と言ったらそれはどうするんですか?」
逆に聞かれてしまった
「勿体ないから無理やりここで食べます」
急いで食べようとした私に
「嘘ですよ。自分で食べているなら毒は入ってないという証拠でしょ
持って早く乗ってください」
私の腰に手を回し早く乗り込むように促した
「食べてみますか?
無茶苦茶美味しいですよ」
伊藤さんがびっくりした顔で私を見る
「だって、疲れるでしょ。マネージャーさんて
それに、毒味にもなりますよ」
私が怪しげに笑ったら
「はい。そうですね」
いきなり、ソフトクリームにかじりついたから私の方がびっくりしてしまった
「美味しい」
「そうでしょ」
「合格です。
持ち込んで下さい」
お許しが確定したところで私はバスの階段を登り乗り込んだ
美味しいのだけど、トイレに5分、ソフトクリームを買うのに並んだ時間10分、5分で食べきるはずもなく、勿体なくて捨てるなんて出来なくて仕方なくバスまで歩く途中も食べて歩いた
バスの前に着いたら伊藤さんが『遅い!』と言いたそうな顔で私を待っていた
やはり誰もバスから降りなかったらしい
「すいません、遅くなって
食べものって持ち込んでも良いですか?」
ソフトクリームを見せたら困った顔で
「ダメです。と言ったらそれはどうするんですか?」
逆に聞かれてしまった
「勿体ないから無理やりここで食べます」
急いで食べようとした私に
「嘘ですよ。自分で食べているなら毒は入ってないという証拠でしょ
持って早く乗ってください」
私の腰に手を回し早く乗り込むように促した
「食べてみますか?
無茶苦茶美味しいですよ」
伊藤さんがびっくりした顔で私を見る
「だって、疲れるでしょ。マネージャーさんて
それに、毒味にもなりますよ」
私が怪しげに笑ったら
「はい。そうですね」
いきなり、ソフトクリームにかじりついたから私の方がびっくりしてしまった
「美味しい」
「そうでしょ」
「合格です。
持ち込んで下さい」
お許しが確定したところで私はバスの階段を登り乗り込んだ