好きだけじゃダメ?!
「は?ってないじゃん。
君は俺を瑛士だと知ってる。でも、俺は君の名前を知らない。
これって不平等じゃん。」


不機嫌な声

いつの間にか、かすれ気味の瑛士の声は聞きなれた透き通った声になっていた


「名前・・・教えて。」


瑛士の声に


「みほ。」

と答えた



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