アイシテル【小さな初恋+゚】
「今まで愛琉と離れててマナ達と居たけど
一緒に居ても自分らしくいれなくてさ…
でも愛琉と話すようになって
愛琉は愛琉の考えで嫌なことは
嫌だって言えてさ。愛琉といると
本当の自分が出せるっていうか…
本当、自分勝手でごめんね…
1人ぼっちにして本当ごめん…」
「里衣は愛琉と一緒に居たいよ」
里衣はゆっくりと強く言った。
2人の間にあった壁がなくなった。
それから2人は離れてた時間を
埋めるようにバカな話で盛り上がった。
「一緒にギャル目指すべ♪
マナ達になんて負けてたまるかってーの★」
そんなことを話した。
ケンカしても
どんなに傷付いても
こうして笑え合えることを
愛琉は待っていたんだ。
―許すことの本当の強さ―
それを知った。
本当の親友ってこういうものだよね