アイシテル【小さな初恋+゚】

親友とも好きな人とも違うクラス。

そんな最悪な始まりだったが
これから始まる新しい生活に
胸がドキドキだった。



制服や部活、初めてばかりの毎日。

そんな忙しい日々の中で
アタシは精一杯だった。


恋だの友達だの、あの頃は
大切なモノの大きさを忘れていた。



気付いた時にはもう遅かった。

里衣との間には大きな壁ができていた。
違うクラスということも
あったが、里衣には別な友達ができて
アタシは1人ぼっちになっていた。


一緒に居ても話かけられない
ばいばいと言われ帰られて…

今まで一緒だったのが嘘みたいだった。


イジメというよりも仲間はずれ
そんな感じだった。



< 4 / 14 >

この作品をシェア

pagetop