はなと不良クン


「…葉菜ちゃん。」


「何ですか?」


「やっぱ、花井日向を刺しに行こう。」


「なんでっ!?」


だって葉菜ちゃんをそんな顔に出来るなんて悔しいぃとか言っている校長は、とりあえずスルーする事にした。


「校長!!花井くんはきっと花が好きなんですよ!!友達になりましょう!!」


「え?過程を言ってもらわないと分かんないんですけど。」


「だーかーらー、花井くんは花に笑いかけてたんですってば!!」


「葉菜ちゃんにでしょ?」


「違う!!植物の花です!!わたしの大好きなタンポポに!!」


第一にわたしは一回も自分のこと葉菜って呼んだことないでしょっ!!


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