はなと不良クン
※※※
「あれ?」
時は変わって、只今は放課後。
部活に行く人や下校する人、追試に行く人がいるなか、わたしは1人で秘密の花壇に向かった。
昨日はあの騒動の後、校長とふたりで花の水やりや買ってきた苗を植えたりした。
水やりをやりながらぶつぶつ言ってる校長は本当に怪しかった。
で今、わたしは水を入れたじょうろを持っているのだが、もう既に水やりをしてあるようだった。
…あれ、校長がやってくれたのかな…?
そう思って手に持ってるじょうろをどうしようかと考えているとー…
ジャリッ
後ろから足音がした。