はなと不良クン


「え、いや、そう言うわけでは、なく、校長先生も世話してます、はい…」


じーって見てくる花井くんに少し目線をそらしながら話した。


う~、花井くんって怖いけど、かっこいいんですよ…。

綺麗な顔にワックスで立たせた髪の毛…。

女の子達が花井くんを見て陰でキャーキャー言うのも分かります。

茶髪なところも良いって叫んでました!





「「………。」」



ま、また、沈黙が続く。気まずい…。



よ、よーし、女子の皆様!
わたし、木村葉菜はこれから女子を代表して花井くんに質問会をしたいと思います!



「は、花井くん…」


「…んあ?」


「花井くんは何故ここに居るんですか!?」


い、言ったよ、みんな!わたしは言えたんだ!


「………。」


わぁぁっと1人で歓声をしていたわたしだけど、花井くんが黙り込んだのに気が付いて一気に恥ずかしくなった。


(うわぁっ、何やってんだ、自分ー!は、恥ずかしすぎる…)


< 24 / 24 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

詩と書いてバカと詠む

総文字数/1,614

コメディ7ページ

表紙を見る
この気持ちどっち方向

総文字数/2,369

恋愛(その他)6ページ

表紙を見る
心全町を守るンジャー

総文字数/1,251

コメディ3ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop