殺人教室
†過去†
キーンコーン カーンコーン―…


「変な学校…」


八神あおい 16歳―


あたしは今日ここに引越してきた。


お父さんを交通事故で亡くし、お母さんは自殺―


(こんな学校で授業するなんて…嫌―)


そんなことを思いながら、学校の門の前に立っていた。


「八神さん!!!!」


ビクッッ


……誰?


「はぁ…間に合って良かったわ… 今日転校してくる八神あおいさんよね?」


どうやらこの学校の教師らしい…


「あ…はい、そうですけど―…」


無愛想な返事を返す私―


「ここの学校の教師の松村美咲よ、よろしくねっ!」


そう言うと、その人は手招きしながら学校の中に私を案内した。


「ここが職員室であっちが理科室で―……」


あたしはどうしても聞きたいことがあった。










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