夕暮れ行進曲
 ベッドに横たわった俺の頭はこれ以上無いほどに冷めていた。

 いつも後悔ばかりしている。
部活を辞めた今でも、部活を続けておけば良かったなんて思っている。

 帰宅部を自分から望んだのに帰宅部なんてかっこ悪いと思い始めている。俺は偽善者だ。

 一階から母さんが俺を夕飯に呼んだ。俺はそれから十分くらい経った後、階段を降りていった。
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