貴方しか見えない
~恭side~

あまりにも七瀬ちゃんが可愛いから、抱きしめてしまった。

「恭…さん?」

ギュッ。

離したくねぇ~~~!

「七瀬ちゃん、このまま聞いて?」

コクンッ。

「俺さ、初めて七瀬ちゃんに会ったときから、好きだった。」

「俺が、浩平に会うのも、七瀬ちゃんに会いたいから。……今日のことも、七瀬ちゃんと一緒に居たかったからさ、OKしたんだ。」

「…七瀬ちゃんはさ、きっと、同い年くらいの男子が好きなんだと思うけど、諦めないから。」


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