つま先立ちの恋
「灯歌ちゃん、どしたのっ?!」
「お願い、葵ちゃん」
「むむむ、、、無理だよっ!」
「何でもするって言ったじゃん」
「いや、気持ちはねっ!」
葵ちゃんは近くにあったパイプ椅子を手に取り、ジリジリとにじり寄る私の前にバリケードを作り始める勢いだ。私は上がらない腕をゆらり、またゆらりとさせながら近付く。
「不甲斐ない私に怒りの鉄槌を…」
「ぎゃーっ、灯歌ちゃんが壊れたーっっ!」
「お願い、葵ちゃん」
「むむむ、、、無理だよっ!」
「何でもするって言ったじゃん」
「いや、気持ちはねっ!」
葵ちゃんは近くにあったパイプ椅子を手に取り、ジリジリとにじり寄る私の前にバリケードを作り始める勢いだ。私は上がらない腕をゆらり、またゆらりとさせながら近付く。
「不甲斐ない私に怒りの鉄槌を…」
「ぎゃーっ、灯歌ちゃんが壊れたーっっ!」