つま先立ちの恋
「ね、入学式、来てよ」
「俺はお前の保護者か」
「あながち間違いじゃないかも。だって、将来は家族になるわけだし」
「一生言ってろ」
「あ、フーっ、、、っと!」
歩き出したフーを慌てて追いかけようとしたら、慣れない着物に足がつんのめる。
「うぉっ!」
しかも、何もないはずの床に何故か草履の先っぽが引っ掛かって、私は泳ぐように手をジタバタさせた後、目の前にあったライトグレーの背中をむんずと掴んだ。
「っ、ば・・・!」
「…セーフ、、、」
と安心したのも束の間、
「誰がセーフだ!」
頭の真上からフーの怒号が落ちて来た。ものすごい勢いで。
「え、えへへ…」
でも、せっかくだしもうちょっとこのままでいたいな~、なんて可愛い欲がムクムクしてきた時。
振り返ったフーの顔の近さに私は、雷みたいにビリビリと体が痺れた。
、、近っっっ( ̄□ ̄;)!!
「俺はお前の保護者か」
「あながち間違いじゃないかも。だって、将来は家族になるわけだし」
「一生言ってろ」
「あ、フーっ、、、っと!」
歩き出したフーを慌てて追いかけようとしたら、慣れない着物に足がつんのめる。
「うぉっ!」
しかも、何もないはずの床に何故か草履の先っぽが引っ掛かって、私は泳ぐように手をジタバタさせた後、目の前にあったライトグレーの背中をむんずと掴んだ。
「っ、ば・・・!」
「…セーフ、、、」
と安心したのも束の間、
「誰がセーフだ!」
頭の真上からフーの怒号が落ちて来た。ものすごい勢いで。
「え、えへへ…」
でも、せっかくだしもうちょっとこのままでいたいな~、なんて可愛い欲がムクムクしてきた時。
振り返ったフーの顔の近さに私は、雷みたいにビリビリと体が痺れた。
、、近っっっ( ̄□ ̄;)!!