つま先立ちの恋
私たちのクラスは一回戦で二年生とあたった。実力でも体力面でも私たちの方が上回っていたおかげで、余裕で突破。
二回戦は同じ一年生。こっちは五分五分、だけどあっちには現役ソフトボール部が三人もいて、しかも中等部の時には控えでピッチャーやっていた子もいて、結構苦しい戦いになった。予想はしてたけどね。
それでも何とか勝ちをもぎ取った。
「っぷはぁ~!気持ちいいっ!」
思いきり水でザブザブ洗った顔を上げて、私は思いきり叫んだ。
『灯歌ちゃんってばオヤジみたいだね』
パペちゃんのカエルくんが私にタオルを差し出してくれる。いつもなら突っ込む所だけど、今は気分がいいからいっか。
「だって気持ちいいんだもん」
二回戦は同じ一年生。こっちは五分五分、だけどあっちには現役ソフトボール部が三人もいて、しかも中等部の時には控えでピッチャーやっていた子もいて、結構苦しい戦いになった。予想はしてたけどね。
それでも何とか勝ちをもぎ取った。
「っぷはぁ~!気持ちいいっ!」
思いきり水でザブザブ洗った顔を上げて、私は思いきり叫んだ。
『灯歌ちゃんってばオヤジみたいだね』
パペちゃんのカエルくんが私にタオルを差し出してくれる。いつもなら突っ込む所だけど、今は気分がいいからいっか。
「だって気持ちいいんだもん」