姉弟道
1.春うらら?
*゚。桃護Side。゚*
春うらら――今日は、まさにその言葉にふさわしい天気である。
ポカポカ陽気の太陽が心地よくて、眠気に誘われる。
春っていいな。
「いい天気だな…」
そう呟いて躰を伸ばそうとしたその時だった。
「オーハーヨー!」
突然聞こえたダミ声がこの場を引き裂いたので、俺はずっこけそうになった。
このダミ声の主はあいつしかいない!
「お前かい!」
俺がそう叫ぶと、そいつは知らん顔をした。
俺ン家の前にはペットショップがある。
店の前にある鳥かごの中に、そいつことセキセイインコのQ太郎がいた。
春うらら――今日は、まさにその言葉にふさわしい天気である。
ポカポカ陽気の太陽が心地よくて、眠気に誘われる。
春っていいな。
「いい天気だな…」
そう呟いて躰を伸ばそうとしたその時だった。
「オーハーヨー!」
突然聞こえたダミ声がこの場を引き裂いたので、俺はずっこけそうになった。
このダミ声の主はあいつしかいない!
「お前かい!」
俺がそう叫ぶと、そいつは知らん顔をした。
俺ン家の前にはペットショップがある。
店の前にある鳥かごの中に、そいつことセキセイインコのQ太郎がいた。