姉弟道
翌日になった。
その日の天気は勝負にふさわしいんだかふさわしくないんだかの晴天だった。
と言うか、
「何で俺が審判なの!?」
アズにぃと杉里さんの勝負を裁く審判は、彼らの希望で何故か俺が選ばれた。
「桃坊、似合うじゃねーか」
眼鏡と同じ黒いエプロンをしたアズにぃが言った。
まだ目の腫れは治っていないようだ。
この勝負を判定する審査員は、リコ姉ちゃんである。
そして、
「梓くん、頑張って!」
何故か応援席には淡いグリーンの着物を着ているすみれさんがきていた。
本当に、ご苦労さんなことである。
その日の天気は勝負にふさわしいんだかふさわしくないんだかの晴天だった。
と言うか、
「何で俺が審判なの!?」
アズにぃと杉里さんの勝負を裁く審判は、彼らの希望で何故か俺が選ばれた。
「桃坊、似合うじゃねーか」
眼鏡と同じ黒いエプロンをしたアズにぃが言った。
まだ目の腫れは治っていないようだ。
この勝負を判定する審査員は、リコ姉ちゃんである。
そして、
「梓くん、頑張って!」
何故か応援席には淡いグリーンの着物を着ているすみれさんがきていた。
本当に、ご苦労さんなことである。