姉弟道
杉里さんは手際よく進めている。
彼の対戦相手であるアズにぃの方はと言うと、
「アタッ!」
鍋を落としたうえに、それを足にぶつけたので悲鳴をあげていた。
初っぱなから苦戦を強いられていたのだった。
そりゃそうか、和菓子を作ったことないもんな…。
肉じゃがとかの隣の晩ご飯系の料理は作れても菓子系は無理だよな…。
しかも、アズにぃは男だし。
同じ男である杉里さんは手なれた手つきで作業を進め、順調に桜餅を作りあげていく。
アズにぃは…と言うと、鍋の中のあずきと苦戦をしていた。
アズにぃよ、あずきは砂糖と塩を入れない限り何分煮ても甘くならないよ…。
そうツッコミを入れたい気持ちをこらえていたら、アズにぃが鍋に手を伸ばした。
「ドアッチ!」
ブルースリーみたいな声をあげたアズにぃは手にやけどを負った。
正直、もう見てらんねーわ…。
彼の対戦相手であるアズにぃの方はと言うと、
「アタッ!」
鍋を落としたうえに、それを足にぶつけたので悲鳴をあげていた。
初っぱなから苦戦を強いられていたのだった。
そりゃそうか、和菓子を作ったことないもんな…。
肉じゃがとかの隣の晩ご飯系の料理は作れても菓子系は無理だよな…。
しかも、アズにぃは男だし。
同じ男である杉里さんは手なれた手つきで作業を進め、順調に桜餅を作りあげていく。
アズにぃは…と言うと、鍋の中のあずきと苦戦をしていた。
アズにぃよ、あずきは砂糖と塩を入れない限り何分煮ても甘くならないよ…。
そうツッコミを入れたい気持ちをこらえていたら、アズにぃが鍋に手を伸ばした。
「ドアッチ!」
ブルースリーみたいな声をあげたアズにぃは手にやけどを負った。
正直、もう見てらんねーわ…。