姉弟道
*゚。梨湖Side。゚*
キャベツを切っているあたしに、
「だーかーら、そうじゃないって!」
横からあーちゃんが文句を言ってきた。
「もう、うるさい!」
横やりを入れるあーちゃんに腹が立ったあたしに、
「うるさいとは何だよ!
さっきから危なっかしいんだよ!」
あーちゃんが言い返した。
さっきからずーっとこんな感じだ。
いつご飯ができるのかと、不安になる。
「ああ、もう俺がやる!」
そう言うと、あーちゃんはあたしの手から包丁を奪った。
「お前は混ぜてろ!」
あーちゃんが菜箸とボウルをあたしの前に差し出してきたので、それを受け取った。
ボウルにはすでにトロロ状になった生地が入っていた。
あーちゃんは手際よくキャベツを切っている。
生地を混ぜながら、あたしはリビングで寛いでいるモモちゃんと石楠花先生に視線を向けた。
キャベツを切っているあたしに、
「だーかーら、そうじゃないって!」
横からあーちゃんが文句を言ってきた。
「もう、うるさい!」
横やりを入れるあーちゃんに腹が立ったあたしに、
「うるさいとは何だよ!
さっきから危なっかしいんだよ!」
あーちゃんが言い返した。
さっきからずーっとこんな感じだ。
いつご飯ができるのかと、不安になる。
「ああ、もう俺がやる!」
そう言うと、あーちゃんはあたしの手から包丁を奪った。
「お前は混ぜてろ!」
あーちゃんが菜箸とボウルをあたしの前に差し出してきたので、それを受け取った。
ボウルにはすでにトロロ状になった生地が入っていた。
あーちゃんは手際よくキャベツを切っている。
生地を混ぜながら、あたしはリビングで寛いでいるモモちゃんと石楠花先生に視線を向けた。