姉弟道
7.バカと鈍感の違い
*゚。梨湖Side。゚*
モモちゃんと石楠花先生が家から出て行ったのを確認すると、
「あーちゃん、起きて」
あたしは寝たフリをしているあーちゃんに声をかけた。
あーちゃんは躰を起こすと、
「桃坊のヤツ、送って行ったか?」
と、聞いてきた。
「行ったから声をかけたんだけど。
と言うか、わざわざ寝てるフリをしてくれてありがとうね」
あたしは答えると、ホットプレートに視線を向けた。
「このホットプレート、どうすればいい?」
そう聞いたあたしに、
「俺が洗っておくから水につけておいてくれ」
あーちゃんは答えると、腰をあげた。
「ねえ、あーちゃん」
それを見ながら、あたしはあーちゃんに声をかけた。
「何だ?」
あーちゃんは皿を重ねながら返事をした。
「さっきの質問なんだけど、あーちゃんはいつからあたしに片思いをしていたの?」
そう聞いたあたしに、
「おいおい、またその話かよ…」
あーちゃんは呆れたと言うように息を吐いた。
モモちゃんと石楠花先生が家から出て行ったのを確認すると、
「あーちゃん、起きて」
あたしは寝たフリをしているあーちゃんに声をかけた。
あーちゃんは躰を起こすと、
「桃坊のヤツ、送って行ったか?」
と、聞いてきた。
「行ったから声をかけたんだけど。
と言うか、わざわざ寝てるフリをしてくれてありがとうね」
あたしは答えると、ホットプレートに視線を向けた。
「このホットプレート、どうすればいい?」
そう聞いたあたしに、
「俺が洗っておくから水につけておいてくれ」
あーちゃんは答えると、腰をあげた。
「ねえ、あーちゃん」
それを見ながら、あたしはあーちゃんに声をかけた。
「何だ?」
あーちゃんは皿を重ねながら返事をした。
「さっきの質問なんだけど、あーちゃんはいつからあたしに片思いをしていたの?」
そう聞いたあたしに、
「おいおい、またその話かよ…」
あーちゃんは呆れたと言うように息を吐いた。