姉弟道
いや、顔を隠したいのはこっちだ。
小さい頃からあたしに片思いをしていたって…。
そう聞かされたあたしの顔が真っ赤になって行くのが、自分でもよくわかった。
「そ、そんな昔からなの!?」
思わず聞き返したあたしに、
「昔からかわいかったお前が悪いんじゃい!」
あーちゃんが言い返した。
「何で怒るのよー!
あーちゃんのロリコン!」
「誰がロリコンだ!」
「小さい頃から思ってたなんて言うからでしょうが!」
「それが何でロリコンなんだよ!
俺が小さい子全部に興味を持ってる訳ないからな!」
あーちゃんはそう言って皿を持ちあげると、キッチンへと持って行った。
その後ろ姿から目をそらすと、あたしはテーブルのうえの箸やらコップやらを全てまとめたのだった。
*゚。梨湖Side。゚*END
小さい頃からあたしに片思いをしていたって…。
そう聞かされたあたしの顔が真っ赤になって行くのが、自分でもよくわかった。
「そ、そんな昔からなの!?」
思わず聞き返したあたしに、
「昔からかわいかったお前が悪いんじゃい!」
あーちゃんが言い返した。
「何で怒るのよー!
あーちゃんのロリコン!」
「誰がロリコンだ!」
「小さい頃から思ってたなんて言うからでしょうが!」
「それが何でロリコンなんだよ!
俺が小さい子全部に興味を持ってる訳ないからな!」
あーちゃんはそう言って皿を持ちあげると、キッチンへと持って行った。
その後ろ姿から目をそらすと、あたしはテーブルのうえの箸やらコップやらを全てまとめたのだった。
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