姉弟道
「それって、俺がバカだとでも言いたいの?」
続けて言った俺に、
「いや、そうじゃねーけど…何か、あんまり自分に自覚がねーなって思って」
カズはモシャモシャとコロッケパンを食べた。
余計なお世話だよ!
俺は心の中でツッコミを入れた。
「もしかして、トーゴが女に興味がねーのって自分に自覚がねーからじゃね?」
「はっきりと言うわ」
そう言った俺に、カズの目が止まったように俺を見つめた。
「一応だけど、これでもわかってる方だから。
つーか、バカと鈍感の違いって何だよ?」
俺が出した質問に、カズが考え出した。
彼が考えている間に、俺は弁当を空っぽにした。
自覚がないとか何とか言うけど、これでも俺は自分をわかってる方だ。
だから、俺がモテるなんて絶対にありえねーよ。
続けて言った俺に、
「いや、そうじゃねーけど…何か、あんまり自分に自覚がねーなって思って」
カズはモシャモシャとコロッケパンを食べた。
余計なお世話だよ!
俺は心の中でツッコミを入れた。
「もしかして、トーゴが女に興味がねーのって自分に自覚がねーからじゃね?」
「はっきりと言うわ」
そう言った俺に、カズの目が止まったように俺を見つめた。
「一応だけど、これでもわかってる方だから。
つーか、バカと鈍感の違いって何だよ?」
俺が出した質問に、カズが考え出した。
彼が考えている間に、俺は弁当を空っぽにした。
自覚がないとか何とか言うけど、これでも俺は自分をわかってる方だ。
だから、俺がモテるなんて絶対にありえねーよ。