姉弟道
12.騒がしい日々は過ぎて行く
*゚。桃護Side。゚*
石楠花先生が実家に帰って、1週間が経った朝だった。
「何だとー!?」
「いい加減にしなさい!」
一生続くかと思うリコ姉ちゃんとアズにぃのケンカを俺は止めた。
相変わらず、バラエティー番組みたいな騒がしい日々は続いていた。
幼なじみから彼氏彼女になったら、少しくらいは丸くなるかと思ったけれど…まあ、これは無理だな。
「リコ姉ちゃん、遅刻するぞ」
俺がリコ姉ちゃんの肩をポンとたたくと、
「ああ、そうだね。
こんなのに構ってる場合じゃないや」
リコ姉ちゃんが言った。
「こんなのとは何だよー!」
それに対して、アズにぃが怒った。
ああ、もういろいろな意味で本当に丸くなってくれよ!
俺が心の中で叫んだその時だった。
「おはよう」
誰かの声が飛んできた。
石楠花先生が実家に帰って、1週間が経った朝だった。
「何だとー!?」
「いい加減にしなさい!」
一生続くかと思うリコ姉ちゃんとアズにぃのケンカを俺は止めた。
相変わらず、バラエティー番組みたいな騒がしい日々は続いていた。
幼なじみから彼氏彼女になったら、少しくらいは丸くなるかと思ったけれど…まあ、これは無理だな。
「リコ姉ちゃん、遅刻するぞ」
俺がリコ姉ちゃんの肩をポンとたたくと、
「ああ、そうだね。
こんなのに構ってる場合じゃないや」
リコ姉ちゃんが言った。
「こんなのとは何だよー!」
それに対して、アズにぃが怒った。
ああ、もういろいろな意味で本当に丸くなってくれよ!
俺が心の中で叫んだその時だった。
「おはよう」
誰かの声が飛んできた。