姉弟道
4.気持ち知らず
*゚。桃護Side。゚*
アズにぃのお見合いから、1週間が経った。
「それで、また俺ン家にきたの?」
玄関に現れたアズにぃに、俺は声をかけた。
「…しょーゆーことです」
それに答えると、アズにぃはどこからかしょう油を取り出した。
「しょーもな…」
それに対し、俺はこう呟くことしかできなかった。
いつの時代のギャグだって言う話だ。
俺とアズにぃは顔を見あわせると、一緒にため息をついた。
あのお見合い以来、すみれさんは毎日のようにアズにぃのところへ顔を出すようになった。
リコ姉ちゃんを思っているアズにぃの気持ちを少しでも変えるために奮闘していると言う訳である。
全く、健気なものである。
アズにぃのお見合いから、1週間が経った。
「それで、また俺ン家にきたの?」
玄関に現れたアズにぃに、俺は声をかけた。
「…しょーゆーことです」
それに答えると、アズにぃはどこからかしょう油を取り出した。
「しょーもな…」
それに対し、俺はこう呟くことしかできなかった。
いつの時代のギャグだって言う話だ。
俺とアズにぃは顔を見あわせると、一緒にため息をついた。
あのお見合い以来、すみれさんは毎日のようにアズにぃのところへ顔を出すようになった。
リコ姉ちゃんを思っているアズにぃの気持ちを少しでも変えるために奮闘していると言う訳である。
全く、健気なものである。