好き。




しばらく沈黙が続いた。

沈黙を破ったのは凉だった。

「なんか久しぶりじゃねぇ?二人で並んで歩くの。」

「そーだね…」


「ここ。」

「知ってるよ。何回も遊びに来たもん。」

「そうだな(笑) …あの頃は俺ら子供だったな…」

私は無言でいた。
そう…あの頃は私達子供だった…









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