TOKYO TROUBLE HOLIC
次の朝、アキからの電話。
まだ眠かったし、遊びの誘いだと思い、無視した。
しかし、着信は止まない。
緊急の用事か?
心配になった俺は、眠そうに電話に出た。
「もしもし。」
アキはなんだか慌てていた。
「あっ、そっちに歩さんいないか?」
「いや、いないけど。昨日、居酒屋で別れた。」
「そうか。わかった。」
アキが電話を切る前に聞いた。
「歩がどうかしたのか?」
「いないんだよ。何かわかったら、電話くれ。」
わかったと言って、電話を切った。
何かあったのか?
昨日のことを振り返った。
……そういえば、歩は電話で誰かと話してたな。
あれが関係してるのか?
俺は個人的に調べることにした。
探偵Mr.京介。
ふっ、照れるぜ。


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