~天使はふたたび舞い降りる~
第二章~眠り姫
いつも眠っていられたら
どんなに幸せだろう
嫌な事も
悲しいことも
全て感じられない世界


眠り姫は
ただ夢の世界に生きて

王子様に会いたいと願う


私にキスする王子様は
あの写真の男の子



あの子がきっと救ってくれる


あの写真には
私という存在を愛してくれた
たった一人の人がいる



いつしか私は
写真の中のその子に
恋をした


彼は今 幸せですか?
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