~天使はふたたび舞い降りる~
ピンクのエプロンが
新妻の色香を感じさせた。

「どうぞ」

玄関には可愛い置物が置いてあった。
男の子の置物には
  素良
女の子の置物には
  歩来


それぞれがネームプレイトをつけて
寄り添って座っていた。


軽くチクッとした。


「奈楠ちゃん、どうぞ~」


「おじゃまします・・・」


二人でキョロキョロしながら
リビングに入った。



「まだ、素良は帰ってないの。」


「そっか~親父は?」


陰に隠れている黒い影


  親父・・・


なんかキャラ違う?
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