~天使はふたたび舞い降りる~
予感
「ただいま~」

「おかえり~~~」
奈楠が走りこんできた。


「おつかれさま~
ご飯できてるよ、
早くお風呂はいって、はいって!!」


「わかったって~」


奈楠は、元気一杯の声で
俺を風呂に送り込んだ。


「うお~~~~!!
きもちー!!」


湯船につかって

「生き返った~」と叫んだ。


風呂の鏡に身体をうつした。


  やつれてるな・・・・  
  

すっかり生き返って
俺はパジャマに着替えた。


リビングに戻ったら
奈楠が怪訝な顔をしていた。


「どうした?」


「ううん~
早くご飯食べよ。」


奈楠がキッチンに走っていった。
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