~天使はふたたび舞い降りる~
「もう話さないほうがいいわ。
私ひどいこと言ってしまうから。」
「俺のことそんなふうに
思っていたんだ・・・・・」
奈楠は下を向いた。
「兄だって思ってくれてるって・・・」
「お兄ちゃん・・・・
お兄ちゃんだなんて思わない
思ったこともない・・・・・」
奈楠がぼそっとつぶやいた。
俺はショックで呆然としていた。
「私はいつだって・・・・
あなたと会える日までだって
会ってからだって
お兄ちゃんじゃなかったから・・・・・」
「じゃ、何よ?」
奈楠が俺の目をまっすぐ見た。
「ずっと・・・・
ずっと・・・・・・・
好きだった・・・・
会ってからもっと好きになって・・・・
一緒にいるようになって
愛してるって思ったわ。
つらいの・・・・・
このまま一緒にいたら・・・・・
壊れてしまうから・・・・・
いやな人間になって・・・・
あなたに失望されたくない・・・・
嫌われたくないの・・・・」
奈楠の声が最後は消えた・・・・
告白は衝撃的だった
私ひどいこと言ってしまうから。」
「俺のことそんなふうに
思っていたんだ・・・・・」
奈楠は下を向いた。
「兄だって思ってくれてるって・・・」
「お兄ちゃん・・・・
お兄ちゃんだなんて思わない
思ったこともない・・・・・」
奈楠がぼそっとつぶやいた。
俺はショックで呆然としていた。
「私はいつだって・・・・
あなたと会える日までだって
会ってからだって
お兄ちゃんじゃなかったから・・・・・」
「じゃ、何よ?」
奈楠が俺の目をまっすぐ見た。
「ずっと・・・・
ずっと・・・・・・・
好きだった・・・・
会ってからもっと好きになって・・・・
一緒にいるようになって
愛してるって思ったわ。
つらいの・・・・・
このまま一緒にいたら・・・・・
壊れてしまうから・・・・・
いやな人間になって・・・・
あなたに失望されたくない・・・・
嫌われたくないの・・・・」
奈楠の声が最後は消えた・・・・
告白は衝撃的だった