~天使はふたたび舞い降りる~
四季の玄関のドアを閉めた。


俺は四季を抱きしめた?

「やだ・・・ほんとどうしたの?」

俺は心のブレーキがきかなかった。
買い物バックが倒れた。
四季の甘い香りに
爆発した。


・・・・・・

「四季・・・・
愛してる・・・・・」
俺は自分に言い聞かせるように
言い続けた。


=============


買い物バックから
食品を出しながら
乱れた髪の毛が色っぽかった。

「もう、なんなの。
ぐちゃぐちゃだから・・・・」

はにかむように唇を尖らす。
後ろから
首筋に唇を這わす・・・

「や・・・どうしたの?
ヨッシーらしくないわ・・・」

羽交い絞めにして
自由を奪った。


「ね、なんか後ろめたい事
あったの?」


「ないよ。
ただ、四季が色っぽくて
野獣になりたいだけ。」

「ばかね~」

四季の
耳たぶに軽く歯をたてた。


柔らかい弾力のある胸が
揺れた・・・・

「耳は、やめて~」
甘い声で叫んだ。


「四季・・・・・
ごめん・・・・・・・・」


「え?謝らなくても・・・?
くすぐったいから・・・・」


「ちがうんだ・・・・」

「え?」

「別れてほしい・・・・・」



静寂が怖い・・・・・
四季と俺の息遣いだけが響いた・・・
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