~天使はふたたび舞い降りる~
一緒にコーヒーをかって
イスに腰掛けた。


「四季はどうしてますか?」

「今…妹のことがあって
会っていないんです。」


「そうですか。
佐川さんも大変ですね。」


「俺の都合で
四季には悲しい思いさせてしまって。」


「四季は愛情の深い女だから
大丈夫ですよ。
あなたの心よく理解しようと
してますから。」


「妹の担任だったんです。
まだ知りあって間もなくて・・・
中村さんの知ってる
四季を教えてくれませんか?」


「四季は・・・・
面白いヤツでした~
こんなことが・・・・・」



中村から四季のエピソードを聞いた。
四季という愛すべき女の原点
そこには
中村を秘めて愛しているという
心が伝わってくる。


四季を思い浮かべて
俺は幸せな気持ちになった。
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