~天使はふたたび舞い降りる~
「嘘つかないで・・・
にーにーの負担になりたくないの。
だから、自立したかった。
恨んでいるんじゃない・・・
どうせずっとひとりだったから
どうなってもいい。」
「俺がいるだろう?
俺だって一人だったけど
おまえが現れて
一人で生きているのがさびしくなった。
奈楠・・・
一緒にいよう。」
「私の病気が悪いから?
そんなこというの?
にーにーには好きな人がいるんでしょう?」
「おまえのほうが大事だから
別れた・・・・
もう心はきまったんだ。
俺はおまえと一緒にいたい。
だから負担なんかじゃないから。」
「にーにー・・・」
俺は胸から奈楠を静かに放した。
大きな瞳がキラキラ輝いていた。
「芳樹って呼べ。」
こけた頬を挟んだ。
「こんなに痩せちゃって・・・
俺のせいだ。
もっと早く気がつけば・・・・」
「にーにー・・・・」
俺は次の瞬間
奈楠にキスをした。
驚いて見つめる奈楠・・・・
「一緒にいよう。
もう俺のそばからいなくなるな。」
「芳樹・・・・・」
お互いを感じあう唇は
時を越えて
男と女に変わった・・・・
「俺たちこうなる運命だったんだ。」
そう何度も言葉を繰り返すたびに
唇を重ねあった・・・・・・
にーにーの負担になりたくないの。
だから、自立したかった。
恨んでいるんじゃない・・・
どうせずっとひとりだったから
どうなってもいい。」
「俺がいるだろう?
俺だって一人だったけど
おまえが現れて
一人で生きているのがさびしくなった。
奈楠・・・
一緒にいよう。」
「私の病気が悪いから?
そんなこというの?
にーにーには好きな人がいるんでしょう?」
「おまえのほうが大事だから
別れた・・・・
もう心はきまったんだ。
俺はおまえと一緒にいたい。
だから負担なんかじゃないから。」
「にーにー・・・」
俺は胸から奈楠を静かに放した。
大きな瞳がキラキラ輝いていた。
「芳樹って呼べ。」
こけた頬を挟んだ。
「こんなに痩せちゃって・・・
俺のせいだ。
もっと早く気がつけば・・・・」
「にーにー・・・・」
俺は次の瞬間
奈楠にキスをした。
驚いて見つめる奈楠・・・・
「一緒にいよう。
もう俺のそばからいなくなるな。」
「芳樹・・・・・」
お互いを感じあう唇は
時を越えて
男と女に変わった・・・・
「俺たちこうなる運命だったんだ。」
そう何度も言葉を繰り返すたびに
唇を重ねあった・・・・・・