~天使はふたたび舞い降りる~
「また、戻ってこれた。」

家について
奈楠はあたりを見回した。


自分の部屋を
開けた奈楠が悲鳴をあげた。



そして
俺のところに駆け寄ってきた。



「ありがとう~!!
みんな持ってきてくれたの?」


「解約してきたからな。」



「ごめんなさい。
面倒なことしちゃって。」



「バカ、もうどこにもいくなよ。」



「はい。末永くおねがいします。」




奈楠は
しばらく自分の部屋から出てこなかった。





俺もソファーでうたた寝をしていた。




ドタドタドタ・・・・



「芳樹!!起きて!!」


奈楠に揺り起こされた。
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