~天使はふたたび舞い降りる~
さきに仕事場によって
事情を話した。


前日の嫌がらせの男ということで


「災難だったな。
今回はおとがめナシだと。」


部長が言った。

ほっとした。


降格は仕方ないと思っていたから
会社の恩恵に感謝。



林はなぜ
俺を訴えなかったんだろう



あいつにも
良心があったんだろうか



それとも
少しの間でも
親子だったという
まともな心が残ってたか?




なんともすっきりしなかった。
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