~天使はふたたび舞い降りる~
湯船にはお湯が張られていた。
奈楠が俺のために
わかしてくれたんだと
思った。


食卓には美味しそうな食事が
用意してあった。



「うまそう~
はらぺこなんだ。」


奈楠の頭をこづいて俺は
ガツガツと食べた。


「ウマい、ウマい!!」





その様子にやっと奈楠が
笑顔になった。



「のどつまるから・・・」




「だって、やばいくらい
ウマすぎなんんだもん。」



奈楠はうれしそうだった。



俺もまたガツガツ
口にほおばった。


< 300 / 426 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop