～天使はふたたび舞い降りる～

仕事は激務だった。


林が来るかもしれない

正直怯えていた。


あいつはおそろしい男だ・・・・
最初の仮面に騙されて
林の女たちは
暴力を奮われる。


オヤジに似ている俺が
あいつは嫌いだった。


　俺も卑屈だけど
　あの男もかなりの卑屈者だ。



あれがあいつの愛し方なら
愛された方は
たまったもんではない。



金も仕事も充実してるだろうに・・・


何があいつを
あんなに卑屈な男にしたのか



そんなことを考えながら
奈楠は林に
何をされたのか
昨日の奈楠を思い出しながら
憎しみが湧きあがってくる。



きっと
林は奈楠を
無理やり犯したに違いない・・・



今少なくても
俺と過ごせて
奈楠は幸せなんだ・・・・


その時
メールが届いた。