~天使はふたたび舞い降りる~
俺から離れない愛恵を抱いて
あずましくなく
酒を飲む。


「メグ、ヨッチがご飯
食べられないって。
パパのとこにおいで。」

「イカナイ!!」

愛恵は俺から離れなかった。


「大人の女だけじゃなくて
子供までおまえどんだけ
女に好かれるのよ~」

素良があきらめ顔で言う。


「さすが俺の息子だな。」
オヤジが笑う。


高校生くらいまでは
考えてもいなかった。
このメンツで酒を飲むなんて…


今じゃ父親囲んで
息子たちが集まるなんて
想像もしてなかった。



メグを抱きながら
俺は今日大事な話をしなければ
いけない。
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