~天使はふたたび舞い降りる~
「パパ!!ママ!!」
樹が手にタンポポを
もって走ってきた。
汚れのない笑顔で
「ハイ!!ポポ!!」
四季が笑顔で
「ポポじゃなくて
タンポポだよ、たっちゃん。」
と目線を低くした。
「パパとママとたっちゃんのね。」
奈楠と出会った時
赤ちゃんだった奈楠が天使に思えた。
奈楠と18年ぶりに再会したときも
奈楠が天にめされる夜も
天使があらわれたって思った。
そしてまた・・・樹の笑顔を見て
天使がふたたび俺の前に
舞い降りてきた………
そう思った。
奈楠・・・・
おまえはこのことを
俺に伝えたかったんだね。
俺の運命の糸は四季と樹に
つながっていることを……
おまえが最後に
幸せ
って言ってくれた……
俺も幸せになっていいよな。
俺達が与えられなかった
温かい家族の図を
俺が描いていた理想を・・・・
これから四季と樹と
一緒に描いていくよ……
奈楠を胸にしまって・・・・
ずっとこれからも
いっしょだよ・・・
奈楠・・・・・・
ありがとう・・・・・
~END~
樹が手にタンポポを
もって走ってきた。
汚れのない笑顔で
「ハイ!!ポポ!!」
四季が笑顔で
「ポポじゃなくて
タンポポだよ、たっちゃん。」
と目線を低くした。
「パパとママとたっちゃんのね。」
奈楠と出会った時
赤ちゃんだった奈楠が天使に思えた。
奈楠と18年ぶりに再会したときも
奈楠が天にめされる夜も
天使があらわれたって思った。
そしてまた・・・樹の笑顔を見て
天使がふたたび俺の前に
舞い降りてきた………
そう思った。
奈楠・・・・
おまえはこのことを
俺に伝えたかったんだね。
俺の運命の糸は四季と樹に
つながっていることを……
おまえが最後に
幸せ
って言ってくれた……
俺も幸せになっていいよな。
俺達が与えられなかった
温かい家族の図を
俺が描いていた理想を・・・・
これから四季と樹と
一緒に描いていくよ……
奈楠を胸にしまって・・・・
ずっとこれからも
いっしょだよ・・・
奈楠・・・・・・
ありがとう・・・・・
~END~