~天使はふたたび舞い降りる~
「芳樹、久しぶり~」

相変わらず美しい千鶴は
お腹をふっくらさせていた。


「ちー、また赤ちゃんいるのか?
年子になるのか?
頑張るな~」

千鶴は幸せな結婚をして
母親の顔を覗かせる。



「いいよ~
子供がこんなに可愛いなんて
しらなかったもの~
芳樹も早くおちつきなさい。
今日でやっと
歩来との恋も終わるでしょう?」



「そうだな。
素敵な人見つけるよ。」



「でも浮気はだめよ。
今日一緒に神に誓うことね
もう浮気はしません。
そうしたら、きっと運命の人が
現れるかもよ~」



「テキトーにいうなよ~」


このノリも
千鶴と俺の間にあった愛が友情に
変わったから


俺が歩き出して
みんなも歩き出した

それぞれの道を・・・・・・
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