~天使はふたたび舞い降りる~
「芳樹、おはよう」
高校生の歩来が
俺の前にいた。

「おはよう~」

ぽっちゃりした頬が
桜色に染まってる


「歩来・・・・・
愛してる・・・・
おまえだけ・・・・・・・
おまえがいたら
何にもいらない・・・・」


悲しそうに歩来が笑う

「そんな顔するな・・・・」


涙が流れて
目がさめた。

「おはよう・・・・」

「ん?歩来?・・・・」


「ば~か!!マジむかつく」

奈楠がベットを思いっきり
蹴り上げた。


その衝撃で
夢心地から飛び起きた。
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