~天使はふたたび舞い降りる~
学校の中に入ると
先生が二人駆け寄ってきた。
厳しい顔で
「何か御用ですか」
「あ、3年2組の林 奈楠の兄です。」
と答えた。
「失礼しました、
セキュリティ対策なのです。
どうぞ教室に。」
慌てて頭をさげた。
仕方ないさ~
だっていくら格好地味にしたって
保護者には見えないさ
2階に上がる階段で
すれ違う生徒たちも
俺に「誰?」と
視線を投げる。
奈楠には会わずに教室に向かった。
かえるの早いな
それにしても
今どきの若いヤツらは
チャラチャラしてるな~
自分の頃は
といっても厳しい学校だった
あ・・・
一度金髪にしたこともあった。
自暴自棄になって・・・・
あの時も
歩来が支えてくれた・・・・
高校時代は
歩来との思い出しかない
自分が笑えた・・・・
先生が二人駆け寄ってきた。
厳しい顔で
「何か御用ですか」
「あ、3年2組の林 奈楠の兄です。」
と答えた。
「失礼しました、
セキュリティ対策なのです。
どうぞ教室に。」
慌てて頭をさげた。
仕方ないさ~
だっていくら格好地味にしたって
保護者には見えないさ
2階に上がる階段で
すれ違う生徒たちも
俺に「誰?」と
視線を投げる。
奈楠には会わずに教室に向かった。
かえるの早いな
それにしても
今どきの若いヤツらは
チャラチャラしてるな~
自分の頃は
といっても厳しい学校だった
あ・・・
一度金髪にしたこともあった。
自暴自棄になって・・・・
あの時も
歩来が支えてくれた・・・・
高校時代は
歩来との思い出しかない
自分が笑えた・・・・