~天使はふたたび舞い降りる~
二日酔いがおさまったのは
午後からだった。
「サブ、昨日随分のんだのかい?」
パートさんに笑われた。
「そうでもないんだよ。
だけど悪酔いしたんだ。」
「なんかヤケになることあったのかい?
女かい?いやいや
サブに限って女はないかい」
みんながうなづいた。
「何いってるの?
悲しい男なんだから俺・・・」
いつものように
やっとギャグで返して本調子。
「復活~!!」
午後の接客に力を出して
俺は紳士コーナーで
ネクタイを見つめる
女性客に声をかけた。
「いらっしゃいませ。
何かおさがしでしょうか?」
振り向いた女性客と
同時に声をあげた。
「あ!!」
奈楠の担任だった。
「先生!」
「お兄さん!!」
歩来にちょっと似ている担任と
また会えて
ついてるかも~
俺の俺らしいとこが
ムクムクっと目を覚ます。
午後からだった。
「サブ、昨日随分のんだのかい?」
パートさんに笑われた。
「そうでもないんだよ。
だけど悪酔いしたんだ。」
「なんかヤケになることあったのかい?
女かい?いやいや
サブに限って女はないかい」
みんながうなづいた。
「何いってるの?
悲しい男なんだから俺・・・」
いつものように
やっとギャグで返して本調子。
「復活~!!」
午後の接客に力を出して
俺は紳士コーナーで
ネクタイを見つめる
女性客に声をかけた。
「いらっしゃいませ。
何かおさがしでしょうか?」
振り向いた女性客と
同時に声をあげた。
「あ!!」
奈楠の担任だった。
「先生!」
「お兄さん!!」
歩来にちょっと似ている担任と
また会えて
ついてるかも~
俺の俺らしいとこが
ムクムクっと目を覚ます。