~天使はふたたび舞い降りる~
席に案内されて
ビールを注文した。

乾杯をして
それぞれに注文したものが
テーブルに並びだした。

「お兄さんは、よくこられるんですか?」

「お兄さんって変ですよ。
俺は、佐川 芳樹 。
年齢はまだまだ若造です。」

「あ、私は
田澤 四季 です。~
きっと私のほうがかなり上だから
年のハナシはナシね。」


そういいながらも
気になる様子







「おにい・・・
佐川さんは、落ち着いて見えるから
ちょっと上かな?って・・・
だって、サブチーフでしょ?」

名刺を見つめている。

「この仕事は
おちつきがモットーですから。
ぼくは、まだ若いです~
うちの会社は、若い企業だから
若造でも社員には責任もたすんです。」


  ちょっとショックだった。

「スーツぬげばもう少し若いかな?」
と笑った。

「ごめんなさい、失礼な言い方でした?」

「いえいえ~」

四季は真っ赤になって
謝った。


  なんか可愛い女性だな~

俺は四季に好感を持った。
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