ラブ・ユー
歩ドッキリ一時間前…
【梶木Side】
「真美ー!!あっ……」
ベンチに座ってるのって……うちの学校の制服だよな?
こんな時間(授業中)にいる奴って俺らくらいだろうから……
真美か!!??
そっと近づいて
後ろ姿で確信した
いつもあいつがつけてたネックレスが見えていた
そして俺は…後ろから抱きついた
「え!?」
「真美……ごめん、俺……気付いてあげられなくて……」
「……亮……。いや…あたしも相談しなかったし……」
「相談なんて出来るわけねぇよ!!気付いてあげなきゃダメだったんだ!!だから……本当に……悪い。俺…、本当彼氏失格だな…」
「そ…そんなこと…わかんないよ」
………
「あたしも苛立ってたから…すぐ別れるとか言って…、傷つけたと思う。そんなに、自信無くすことないと思う…よ?」
////
「うっ・・・嬉しいこと言うなよ!」
「はぁ??笑」
ごほんっ と咳払いをして
「じゃ……改めて………。」
「???」
真剣な眼差しを真美に向ける
「俺と付き合って下さい。」
「と・・・、当然ですよ///。っていうか……、4度目なんて聞いたことないよ?」
あ…ちょっと照れながら言ってる…
口…尖んがってる……