ラブ・ユー
「っはぁー。まだ俺のこと!好きになってくれねぇの!?」
あたしは大きく首を横に振った
「じゃあ…なんで」
あたしは詳しく説明した
でも明らかにあたしが悪いから
「本当にごめん…
でも、あたしが好きなのは亮だけだよ…」
そう言った。
本当の気持ちだった。
「……俺は、優しくないから……、こんなことも許せないでいる…。そんな俺でも、好きでいてくれんの…?」
「当然…」
目を合わせたまま
またキスをした
でも痛くない。
絆に少し入った傷を癒すような……
優しいキス