世界で一番 大切な人
ごめんな…
…辛いなぁ。


『あ…寺元…』


寺元はこっちにきずかないのか、
梓と鈴と笑っている。


ズキッ…。


『楽しそうやなぁ。。』


私にはあんな笑顔見せてくれやんくせに…。
私には…
私には…


『私、最低やぁ…』


『よう分かってるやん』


梓や鈴と話をしていた寺元はしらない間に私の後ろにいた…


『…寺元……』


『お前最低やもんなぁ…』

ポロッ…


『ちょ……何泣いてんねん!!』


『寺元…さっきはごめんな…ヒック…グス…』


私は涙が止まらんかった…

『泣くなって〜(--;)』


『私…ほんまは、あんなこと思ってないから…ヒック…ほんまに…ごめん…ウゥ…』

『…俺もごめん…あんなこと言って…』


『謝らんといてよ…グス…(泣)謝られたら…もっと………………』


これ以上…辛い想いをするのは嫌なの…


『…もっとなんなよ…』


『なんでもない…』


『…グス…』


『溝内、可愛すぎ…(笑)』
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