大人のなり方
え・・・・。
「あ、ごく、たまーになら・・・。
奈美ちゃんの家に泊まりに行くことも
あるし。」
無意識にでた、まどかのこのセリフは
完全にタテのおねだりを受け止めていて。
そんな自分が必死に見えたんじゃないかと、
またまどかは恥ずかしくなった。
でも、そんなことは気付いてないように
タテは無邪気に喜ぶ。
「じゃあさ、今度は事前に決めて、
ゆっくり遊びたいね!」
それって。
奈美ちゃんも一緒に遊ぶってこと?
それとも・・・・・。