ホストと私。
「もうちょっとしたら彼女出て行くから」


ヨシの言葉。
ヨシが思って無くても彼女が思ってる。

それは友達とは言えない。

不安が募る毎日。



久しぶりにホスラブのヨシのサイトを見た。

ストレス発散してやろう!と思って

「私、ヨシの家に行ったよ~エッチした!」

って書き込み。

平和だったサイトが瞬く間に荒れた。


「いいなぁ~私はしてもらってない」
「嘘言わないでよ!」
「え?ヨシってそんなヤツ?」
「絶対嘘。ってか妄想?キモイ」
「私もしたよ、エッチ。」
「私もした~家で」


「じゃぁ家がドコだか言えるの?どんなマンション?」

誰かの書き込み。

「●色のマンション。部屋は●階」

誰かの回答。

「ってかマンションとか部屋番号なんて聞けば分かるじゃん!」
「だね~もっと詳しく言いなよ」
「行ってる人達だったら部屋の内装やエッチの仕方で分かるんじゃない?」


「チンコのデカさは~●●くらいだよ」
「後、●にホクロがあるよ」


「部屋、ヤバイよね、マニアっぽかったもん」
「部屋は、●●が置いてあったよ!本当だよ」
「ってかエレベーターが●●だった!恐かった」
「テーブルは●色でーベットは●色!テレビはー・・・」







何コレ?ナニコレ?何?????







分かってたような結末なのにショック。

ヨシ・・・もうしないって言ったよね?

最近行ったってコが殆ど。

もうヨシを怒る気力もない。


呆れる。呆れた。



ヨシは営業変えてなかった。
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