ﾎｽﾄと私。

「外で会おう」
と私は言わなかった。

ｶｽﾞﾔ君と私の時間が少しづれてて
それに別に毎日会ってるからいいかなって思った。

でも、何度か外で会う、アフターや同伴をする事があった。

私達は付き合ってるけど
まだエッチはしてなかった。

エッチしたいなぁ～
と言ったけど
いつもはぐらかされていた。

「お酒飲んだらたたない」って言葉も信じた。

たまたまマリアちゃん家でアフターになった。

楽しんで、そろそろ寝ようってなって
マリアちゃんはレン君とベット。

私はｶｽﾞﾔ君とお客様用布団。

この時、ベロベロだったけど
エッチをした。

これが最初で最後のエッチ。



エッチをした夜、ミンナで同伴になった。

レン君が言った
「今日締め日なんだよね」

そっか、今日で順位が決まるんだね。
マリアちゃんがお酒入れてあげたら？と言った。

いつもお世話になってるから私は
「ちょっと貯金あるから、ｶｽﾞﾔ君にお酒入れていい？」
と聞いた。

ｶｽﾞﾔ君は遠慮してた。
でも押し切られて
嬉しそうにした。


私が貯めてたのは数十万円。

ホストに通ってる人からすると
はした金くらいみたいだけど
私にしたら大金かな。

ｶｽﾞﾔ君が言った
「今月どうしても１位になりたい」

だから本当にありがとうと言われた。

ﾎｽﾄｸﾗﾌﾞに着くと
締め日らしく
いっぱいの人。

普段より全然人がいるし
いつもより何か楽しい。

終わりになるにつれ
ドンペリがどんどん入る。

ｶｽﾞﾔ君は
「楽しいから高いお酒を１本入れるより、ドンペリを何本も欲しい」
と言った。

私も何度もホストがコールしてくれるほうが楽しかったので了解。