ホストと私。
気づいたら
カズヤ君の休みの日、お店に行ってた。

店長が
「ゴメンね、今日も休み。今呼び出すから!」
と言っても

いいです!と断った。

居ないのを良い事にヨシ君を指名した。

「連絡ダメって言われたけど・・・何か会いたくて」

ヨシ君は分かっていながら喜んでたし

「俺に指名変えちゃいなよ」


言われるがまま、指名を変えた。

カズヤ君に怒られるかな?
なんて思ってたのに

カズヤ君は言う
「指名されてないから、連絡は出来ない」


怒られるどころか
ヨシ君はイイやつだ!とか
勧めてくる始末。

あたし達って何だったんだろう?




ヨシ君の家に行った。
すぐに家に誘うヨシ君。

一人暮らしって部屋なのに
歯ブラシが何本もあったり

連れ込んでるなっていうような部屋。



言われるがままヨシ君と付き合った。



カズヤ君はお店で会っても
いつも通りだし

ホストなのかな?って諦めるようにヨシ君を好きになった。


ヨシ君は
「他に彼女なんて居ないよ!」
と言ったし

現に、ヨシ君のサイトがなかったから
指名する前に私が作った。

そのサイトは特に荒れもしなかったし

本当に私が彼女なんだなって思った。


優しかったし、連絡もマメだったし。
外で会ったし、エッチもしてたし。
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