macaron-マカロン-   *イケメンアイドル's Love life*
「ただいま。腹減ったあ!」


アキラが、騒がしく帰って来た。マネージャーも一緒だ。


「おかえり。」


レイアの出迎えに2人は驚いていた。


「皆川!?何やってんだこんな時間まで!」


「もしかして皆が引き止めました!?」


今は11時。2人が驚くのも無理はない。


「違うの、2人を待ってたの。昨日の事謝りたかったから。昨日は迷惑かけてごめんなさい。反省してます。」


頭を下げるレイアに、アキラが優しく話し掛けた 


「これから仕事頑張って、名誉挽回しましょう。それより皆川さんは真面目だから、気にしすぎてるんじゃないかと心配してました。ほら、もう頭上げて下さい。」


「アキラ君…。」


ありがとうと言おうとした時、マネージャーの大きな声が邪魔をした。


「なんでも良いから飯食おうぜ。」


どうでも良さそうにマネージャーはキッチンに向かった。


そんなマネージャーを見て、2人は顔を見合わせて笑った。


「すぐ用意するね、手ぇ洗って待ってて。」


「はい。」


アキラは笑顔のままで返事をすると、手を洗いに向かった。
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